みなさんこんにちわ
今夜スポーツジムの仲間のお誕生日会があります。私達はお互い名前で呼ぶ事はありません「子猫ちゃん」・「ハニー」・「メガネちゃん」等など・・・キッカケは忘れてしまいましたが、そう呼び合っており本名を知りません。ちなみに私は「ダーリン」と呼ばれいます。何故か男性なようです・・・不思議な仲間ですが一緒にいてとても楽しいので今夜が待ち遠しいです。さて今日はタイトルにあります「フェロモン」についてご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧下さい　↓
下画像は昨日某現場で撮影したものです。列をなして移動している様子が分かりますね、実はシロアリには人で言う「目」がありません。視界がないのにこうして列をなして移動できる理由はタイトルにも書いた「フェロモン」のおかげなんです。働きアリがフェロモンを地面に付けながら移動する事で自分や仲間に通路を教え情報を供給しあって訳です。これを「道しるべフェロモン」と呼んでいます。

シロアリの出入り口をちょっぴり刺激してみると・・・出てきました（＊君を撮影したかった）下の画像で一匹だけ頭部の大きい固体が確認できますね、これが兵隊アリちゃんです。巣や加害箇所等に刺激が加わると「警戒フェロモン」と呼ばれる物質が分泌されます。これは仲間に危険を知らせる役割で、この分泌で兵隊アリちゃん達が一斉に出動します。

その他にシロアリが分泌するフェロモンは「性誘導フェロモン」で生殖虫：女王が翅を落とした後に雌が雄を誘引（誘惑？）する物と「階級分化調節フェロモン」で女王と王が自分達以外生殖力を制御するフェロモンが確認されています。こうして見ると「フェロモン」によってシロアリの社会が形成されていると言っても過言ではありませんよね。こうした物質は「臭い」による情報の交流ではなく「ホルモン」に近い物質であると考えられています。
本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました。