みなさんこんにちわ
昨日事務所に帰ると既に会社の仲間は帰宅した様子です・・・現場の人がいつも虫を捕獲する為の入れ物が私のデスクに置いてありました。
中を覗くと・・・何匹か入っていました。どうやらまた捕まえてきてくれたようです。時々ブログ用に仕事の合間を見て捕獲をしてくれます。虫は小さいながら、地球や人に役立っている種類が多いです。このブログを通して勉強し、さらに皆さんにもお伝えしたいと思っています。
さて今日はタイトルにあります「モリチャバネゴキブリ」をご紹介します。
まずは撮影しました画像がありますのでご覧下さい ↓
動きが早いので、撮影するのに手間がかかりました。
ゴキブリはバッタ目・シロアリ目に近い昆虫で、ゴキブリ目に属しています。種類は世界で4000種以上。その99%以上が野外に棲息しています。
モリチャバネゴキブリは黄褐色で半透明の翅を持った小さなゴキブリです。屋内性種のチャバネゴキブリと非常に良く似ていますが、成虫の胸部には1対の太い斑紋が()の様な形をしています。又幼虫は背中の黒班が中心線で分割されていませんので、簡単に区別する事ができます。平地や海岸の雑木林の落葉層・草地で普通に見る事ができます。
ゴキブリの多くは平らな体に対して翅も平行に重ね、足と触角がとても発達しており、狭い隙間に入ったり通り抜けするのに適した姿をしています。ゴキブリは不完全変態をする昆虫ですから、幼虫の形態は成虫ととても良く似ています。画像をご覧になると判りますが、幼虫時は翅が無い為に背面から胸部・腹部の節がはっきりと見えますね。幼虫は脱皮を繰り返して大きくなっていき、最後の脱皮で大きな翅が生じて成虫となるのです。森林に住んでいるゴキブリは、様々な生き物の餌となり生態系を支えています。動物や植物の死骸を食べて土に返す役割も果たしているようです。
本日も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。