みなさんこんにちわ
当社ホームページでシロアリ等の生態や、メンテナンスの大切さはご紹介していますが実際の現場は本当にヒドイです。先日施工させて戴きました既設現場の写真がありますのでまずはご覧下さい。
下の画像は和室の障子です。一見何も問題なく見えますが・・・
下の部分を拡大すると、しっかりシロアリの食痕が見られます。枠の中身がなくなっている事が確認できますね。現場は建物自体を営繕が必要とする程被害が広がっていたのですが、お住まい戴いている部分まできてしまったようです。
下の画像は和室で「畳寄せ」と呼ばれる部分になります。畳寄は畳が壁に接する壁の下部に取り付ける水平見切材の事で、和室の構成上、敷居(襖・障子等の建具を立て込むために開口部の下部に取り付ける溝やレールがついた水平材)と同じ位置に装飾的な部材が無いと畳と壁の間に隙間ができててしまう為こうした材が使用されています。
拡大してみるとこちらも中身が無くなっている事が確認できます・・・和室と言えば日本の伝統的手法が多く利用された空間ですが、こんな状態ではお住まい戴いている建物の愛着までなくなってしまいそうですね。
新聞紙も栄養源にできるようです・・・。
シロアリの被害に遭う前にメンテナンスを行えばこうした事態はありません。車の車検と同様に建物へのお手入れも必ず施して下さい。そうする事で新築時の強度を保たせる事ができます。大切なマイホームを守るにはシロアリ工事は必須条件です。
本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました。