みなさんこんにちわ
今日も急なスズメバチの駆除作業を行いました。庭師さんがスズメバチに8ケ所刺され病院へ。当初庭師さんはスズメバチから逃れようと室内へ駆け込んだのですが、なんと一緒に室内についてきた個体がおり、お住まいのお施主様もパニックになったそうです…(*大変な事になってしまいましたね)作業終了後お客様から当時の状況を聞いて驚きました。しかしながら現実に毎年70~80人の方がアナフィラキシーショックが原因でお亡くなりになっています。刺された回数によって危険度が上がるなんて噂も流れていますが、こればかりは刺されてみないと判りません。一度でもダメな体質な方だってあるんです。どうか根拠のない「自分は大丈夫」自信は持たないですみやかに専門業者にご依頼して頂きたいです。さて今日はタイトルにあります「トビズムカデ」をご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧ください ↓
真っ赤ですよね(*毒々しい…)このように頭部と脚の赤いムカデは生薬に使用されるに良品として扱われてます。実際何度もムカデを見ていますがここまで赤い個体は初めてかも。。ムカデは第2節に毒腺を持った大顎も持っています。
トビズムカデはムカデ綱・オオムカデ目・オオムカデ科に属しています。画像の個体は約180㎜。日本最大級の種類です。変異が多く赤い頭に黄色い足を持つ個体、今回ご紹介の様に赤色の頭と脚を持つ等様々です。雌は一度に80個近くの卵を産みますが背に乗せて孵化するまでお世話する事でも知られています。孵化した幼体は二回ほど脱皮したら親元を離れ独立生活…。そんなサイクルで暮らしているんです。昆虫等は産んだら産みっぱなしな種類が多いですが、ある程度の育児が受けられるなんて恵まれた環境で育つんですね。
本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました。