みなさんこんにちは
先日以前業者仲間だった男性が事務所に来てくださいました。現在はゼネコン関係のお仕事をされており、とても忙しくされている様子。最近マイホームを購入されたお話もしてくれました。彼は私の目から見て、とても真面目な方です。同じ業者仲間だった頃も彼なくしては現場がうまく進まない存在だったと思います。本人もそれに気が付いていた筈です。
それにも関らずどうして転職をされたのか理由を聞きました。するとズバリ、社長の事が大嫌いだったそうです。思わず笑ってしまったのですが、以前読んだ本に人の恨みなどは少なからず10年位は消えないものだと書いてありました。忙しい日々を数年過ごされている今でもそうしたお話をされるのですから、きっとそうなのかもしれませんね。
先月同業の社長と食事をしました。会話の中で、社員に対して感謝していなくても感謝の言葉を言うようにしている。それは凄く大事で、それによって社内がうまくいくのだと、気になる発言を口にしている方がおりました。もし社内の雰囲気が良くて、彼の思う「うまくいっている」がそこにあるなら、それが理由ではないと思います。何より本気でそう思っていないのなら、相手には絶対に伝わらないものです。世の中には社員のモチベーションを上げる為の方法とか、色んな情報が飛び交っていて、与えられたマニュアルに沿えばそれが叶うはずだと信じている方も実際多いかもしれません。人は自分の心がバレないと思いがちです。しかしながら生き方そのものが心であるから絶対に隠せない。見えないと思っているのはきっと自分だけです。昔の例えで、砂漠に生息している「ダチョウ」は敵に襲われると砂の中に頭を突っ込む行動をします。それで自分は完璧に隠れたと思うのだとか。「見えていないでしょ」って思うのは自分だけで、見えていないのは相手ではないと言うアベコベ的なお話があります。この例えからすれば自分は相手にとって丸見えだと言う事になってしまいますね。こうしてダチョウは砂に頭を突っ込んだだけで隠れた気分になる愚かな鳥だと考えられてきました。でも本当は地面に伝わる音を聞いて周囲の状況をうかがう為の行動です。的確な判断をするために敵の接近情報を収集しています。この独特な行動でダチョウはとんだ誤解を受けるようになりました。
このお話のように自分の心がバレないと思っている人は、自分はダチョウだと思った方がいいかもしれません。実際に自分も相手を見ています。だからいつ見られても大丈夫なように、思考と行動に責任を持って日々過ごしていきたいですね。
さて本日は先日完了した折半屋根の防水&遮熱塗装の様子をご紹介いたします。こちらは某店舗の屋根です。調査時は既に建物の中に水が浸入していました。
防水材塗布。足元が平じゃないから現場は大変だったと思います。
遮熱材塗布、真夏だと目玉焼きが出来るほど熱をもちますが、遮熱塗料を塗布するだけで素足で歩ける位の温度になります。エアコンの効きも随分よくなります。
遮熱材2回目塗布、随分キレイになりましたね。
最後はボルトにキャップを付けて終了。トライムの愉快な仲間たち!暑い中本当に有難うございました。