シロアリ、岐阜・三重・愛知を中心に害虫予防や駆除、防水工事などのリフォームで住宅をお守りします

 
コブナナフシ☆(ナナミ)

コブナナフシ☆(ナナミ)

みなさんこんにちは

先日「星の王子様」を読みました(*2回目)私は同じ本を再度読むことは殆どないですが、何故か手にとっていました。このお話は飛行機が壊れ、砂漠の中で一人修理する「僕」が眠りから覚めると目の前に小さな王子さまがおり、そこから王子様の色々な話を聞く事になります。王子様のいた星はとても小さく、3つの火山のうち1つは休火山だった事。美しい薔薇が1輪咲いている事。又その薔薇と上手くいかずに星を出た事。沢山の星を回って地球に来た事です。物語では、星の王子さまは繰り返し「大人」を批判します。

旅の中では誰かに命令してして威張りたがる「威張りたがり屋の王子」。誰かに褒められたがる「自惚れ屋」。酒浸りの男「酔っ払い」。星を数えてばかりいる「実業家」。その他「点灯天」「地理学者」に出会います。彼らが大切にしていることは、王子さまが大切だと思う事と違っていました。彼らが大切にしているのは、自分自身を満足させることであったり、自分の持っているものの権利を主張する事であったり、自己中心的な事ばかりです。反対に、王子さまは、「素敵だって事は、役に立っているって事だ」と考えています。そして、王子さまは実業家の男に向かってこう言います。「火山にとっても花にとっても、ぼくが持ち主で、役に立っていた。でもあなたは、星の役には立っていない……」。本当に価値のあることは、自分自身を満足させる事に留まるのではなく、自分以外のもののために心を尽くす事なのだと王子さまは教えてくれるのです。

最後の地球に到着すると王子様はキツネに出会いました。

キツネに導かれ王子様は5千本の薔薇を見に行きます。しかしながら自分が世話をしていた1輪の薔薇と5千本の薔薇とは全く違う事に気がつきます。水をやり、大切に育てた薔薇と、他の薔薇では通じ合うものとそうでないものの大きな違いを感じたんですね。又キツネは王子様との別れ際に「一番大切なものは目に見えないんだ」と口にします。愛情とか、一緒に過ごした時間とか、形のないものの価値を言いたかったに違いないです。

又王子様はキツネに出会ったことで、考えを改めるようになります。キツネは王子さまに、「なつく」事、つまり絆を結ぶ事の意味を教えます。

このお話では薔薇を対象にしています。人はそれぞれ愛情をかけるものは違いますが、自分が時間をかけて、愛情を持ったものは、かけがえのない宝になるものです。王子様はその事に気がついて、自分が育てた薔薇の元へ帰ることを決意します。星に戻る為に、自ら蛇に噛まれる展開になります。体を捨てて形のない魂だけの状態になっても、薔薇の側に戻ろうとするのです。

沢山の星を回って出会った人々は自分の事しか興味のない愚かな人間の象徴です。目先のものだけに執着して、真の大切な事に気付けない。実際にそんな人になってしまうと寂しい人生になってしまいますからね。どう感じ取るかは各々違っても、その中で王子様が思う大切なものに私達も気づく事ができたら豊かになれるんじゃないかなと思います。これが手に入ったら幸せになれる!って勘違いをしてしまいがちです。他人や家や車、お金に依存してしまうと大切な事や小さな幸せに気付けなくなってしまうから、視野を広げて真の大切な事を胸に日々生活していきたいですね。

さて先日

先日岐阜公園にある「名和昆虫博物館」に足を運びました。訪問した時、館長がいらっしゃって色々お話したのですが、なんと博物館で飼育されている「コブナナフシ」を引き取る事になりました。既に卵をを持っている雌の個体です。実はナナフシ、研究があまり進んでいません。館長は飼育下である発見をされたのですが、それを発表できるだけの自信がない。そこでトライムでも同じように育て、繁殖させ、自分の思っている事が事実かどうか確認をして欲しいと口にされています。そんなお声がけをして下さって本当に嬉しい気持ちになりました。仕事の合間に仲間で協力し合って彼女のお部屋を作り、餌を確保し元気に暮らしています。今はまだ1匹ですが、沢山の家族になるといいな。無事に育ち、沢山産まれてくれる事を心から願っています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

上の画像は愉快な仲間達の一員になったナナフシです。飼育係の高瀬くんが「ナナミ」って名付けてくれました。ナナミちゃん!これから宜しくお願いしますね!

コメントを残す

カテゴリー

最近の投稿

アーカイブ

Address

岐阜県岐阜市蔵前7-10-4

Phone

058-259-3123