先日、防水工事の仕上げに行った時の事。
作業も終りかたつけをしていた時、学校帰りの自転車に乗った男子中学生がじっと現場を見ていました。
少しすると、自転車を止め私にごくろうさまと声をかけ家の中に入って行きました。
中ではクロス屋さんが作業中でした。外に出て来ると 僕の部屋すごく綺麗になっていました とすごく嬉しそうに話してくれました。
おじさんは何屋さんですかと聞かれ、バルコニーの防水の仕上げに来た事を話すと また家の中へ入って行き 綺麗になっていましたと言ってくれました。
家が完成するのを 本当に楽しみにしている様子でした。
彼が帰った後もう一度塗り残しが無いか、汚しては無いか確認にいきました。
そこで思った事が、お客様にとっては夢の詰まった大切な家なのであります。しかし私達からすれば数有る中の現場の一件。その為流れの中での作業になってしまってはいなかったか。心を込めた仕事をしていたかと考えさせられました。
これからはもっとお客様を思い浮かべ 喜んで頂ける仕事をしていかなければならないと感じました。