みなさんこんにちわ
お盆休みに入る前、スズメバチ駆除のご依頼であるお宅を訪問しました。あそこのベンチ下に巣ができているんです・・・と奥様。
近づいて見るとそれはアシナガバチでした。ウジャウジャと個体数がいるので判りづらいかもしれませんが。。。
下の画像は当社事務所に飾ってある「コガタスズメバチ」の巣です(*勿論中身は空・・・)上下見比べて頂くと判りますが、巣の形状がまるで違いますね。スズメバチは基本的に下画像のようなボール型です。
今回画像の固体は「フタモンアシナガバチ」。前回のブログでこのアシナガバチについてご紹介していますのでご興味のある方は訪問ください。
アシナガバチは2枚目画像のように巣を平面的に外側へ追加して、円盤状に作る固体です。一方スズメバチの場合は、巣の周りを”外被”と呼ばれるもので覆います。外被は保温材としての働きの他に、防壁としての機能があると言われています。又、スズメバチの巣は出入り口が一つ。巣の形状を観察すればその固体がスズメバチかアシナガバチか確認することができますね。一般にアシナガバチは大丈夫。スズメバチは怖い。なんておっしゃる方がいらっしゃいますが、アレルギーショックはどの固体でも同様です。とにかく刺されないように対策される事をお勧めします。実際に毎年50人前後の方がこのアレルギーによってお亡くなりになっています。虫や昆虫は舐めてかかると人に大きな影響を及ぼす事があります。蜂は基本的に刺激さえしなければ悪さする生き物ではありません。以前のブログで何度か蜂についてご紹介しましたが、厄介なのが「I型アレルギーのアナフィラキシー反応」と呼ばれるものです。個人差はありますが、蜂に刺された事が原因でショックを起す事があります。刺された後、痒みが局所を越えて全身に広がった。呼吸が苦しくなった。冷や汗をかいたりする様な場合は、直ぐに病院に行きましょう。
本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました。