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ヒラタキクイムシ

ヒラタキクイムシ

みなさんこんにちわ
もうすぐバレンタインデーですね!私は今度の連休に購入しようと思ってます。チョコレートは現在どこでもいつでも購入できる品ですが、いつからこうした風習が始まったのでしょうね・・・ふと疑問に思う時があります。
さて、今日はタイトルにあります「ヒラタキクイムシ」についてご紹介します。これは毎年何度かご相談を頂く種です。
少々状態が悪いですがまずは撮影した画像をご覧下さい ↓

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ヒラタキクイムシは家屋内にのみ発生し、採集される以外は発見されにくい種です。百年以上前に熱帯、亜熱帯地域から侵入してきた乾材害虫で、現在は日本各地に分布しています。体長2.2~8.0mmの甲虫で、5~7月にかけて被害材から2mm程度の円形の孔をあけて脱出。成虫は夜間に活動し、材の切断面から辺材部道管内に産卵します。主にデンプンを多く含むケヤキ、ナラ、カシ、キリなどの広葉樹や夕ケなどが広く加害されるようです。住宅の建築部材、材質の柔らかいものに食い込んで穴を開けその中で繁殖します。材内を加害しても材の表面を薄く残すため、材表面からは被害が発見しにくく、被害が進むと見た目以上に材内がボロボロになってしまいます。
家具・既設の建築材の特定個所から微粉末状の木くずが落ちて、その真下に柱状に積もる現象がある場合は、ほとんどがこの「キクイムシ」に属する甲虫の加害と言って間違いありません。日本に存在するキクイムシ属の全種は、幼虫態で越冬します。成虫の出現時期は春季~夏季で、雌の成虫は交尾の後適当な産卵場所を探し、大顎を用いて産卵対象物に幼虫発育に必要な栄養素が十分含まれているかどうかを感覚器官で検査します。これを「ティスティングマーク」と呼びます。
家具類を購入する際に、防虫加工済みの製品を選ぶなど被害材を家屋内に持ち込まないようすることが最も大切です。
本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました。

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