みなさんこんにちわ
昨日は縁あって某お蕎麦やさんのシロアリ駆除工事をさせて戴きました。このお店ではクロスズメバチを飼育し一品料理としてお出ししているそうです。
まずは画像をご覧下さい ↓
体長は女王バチ15㎜、働きバチ10~12㎜、雄12~14㎜位の小型のスズメバチです。平地から低山地にかけて普通に見られます。身体は黒色で白い斑紋があります。営巣場所は閉鎖的な場所で、大部分が土中ですが稀に屋根裏や樹洞にも巣営します。活動開始は早く、越冬した女王バチは3月下旬には活動を開始する活動期間は極めて長く12月頃まで続く事があります。働きバチは6月から羽化し、雄、新女王とも10月~12月に羽化します。営巣規模は大きく、巣盤数は8~12層、育房数は8000~12000房になります。幼虫の餌は主にハエやアブなどに小型の昆虫やクモ等を狩ります。攻撃性・威嚇性は強くありません。
昔からクロスズメバチは”ヘボ”や”地蜂”等と呼ばれて幼虫や蛹を食用にされてきました。栄養価も高く貴重なタンパク源として活躍しています。今でも盛んに飼育している地域が沢山あるそうです。
世界各地ではさまざまな昆虫が食べられています。馴染みのない人にとっては「とても食べられない」ような種類、ハチやイナゴなら食べたことがあるという人でも「こんなものまで」と思うようなものまで、おいしく料理されて食卓にあがっています。日本のクロスズメバチ食は巧みな採り方、飼育、料理など世界の中でも独特な地域の文化です!大切にしたい事柄ですね。
本日も最後まで読んで頂き誠に有難うございました。